不動産投資とは
今、プチ不動産への投資がなかなかの注目を集めてきていますよね。“プチ”とはいえ、それなりの金額ではあるのですが、では「なにがプチサイズ」なのかと言うと、それはずばり物件の規模です。例えば、ワンルームマンションの一室を購入して、第三者に賃貸物件として貸し出し、家賃を得ることで利益をあげる〜という投資の方法です。ですから、購入する物件が今住んでいる地元の物件でなくとも、それこそ遠方の物件であったとしても、手を出すことが可能なのです。管理は管理会社に一任することもできますしね。例えば、東京都内の物件を北海道の会社員が購入して、管理会社を経由するなどして、第三者に賃貸物件として貸し出す。こんなケースは珍しいことではありません。また反対に、都心在住の主婦が、地方にある物件を短期間限定で貸し出して、滞在費用を利益として計上する〜というケースもあります。これらプチサイズの物件は、物件自体の規模が小さいこと、貸し出す期間が比較的短期間であることなどから予想されるリスクの低さが受けて、今注目を集めているのです。先にもあげたように、高収入が得られる職業でなくても、自分の貯金の範囲内で、購入および管理ができる点もおすすめなのです。
手軽にできる不動産投資・駐車場経営
不動産投資には様々な方法があります。一般的には不動産投資というと、アパートやマンションなどの賃貸住居経営が想像されるでしょうが、相続などで引き継いだ土地などを使った駐車場経営という方法もあります。今回は、この駐車場経営を不動産投資方法として選んだ際のメリットについて考えてみましょう。
コインパーキング経営は不動産投資初心者でもローリターンではありますが、ローリスクでできる手軽な不動産投資方法になります。そのメリットは、
- ・投資金額が少ない
- ・設備設置、運用も管理会社に丸投げできる
という2点があげられると思います。コインパーキング経営はNTT・ル・パルクなどの駐車場経営専門の管理会社に相談することで、簡単に実施ができるのです。NTT・ル・パルクでは、土地を定額で借り上げ、この賃金をオーナーに支払います。つまり、駐車場経営を続ける限りは定収入があるのです。しかし、そのコインパーキングが儲かったとしてもそれ以上の金額は払われません。ただし、駐車場に関する設計・施工、管理についてはNTT・ル・パルクで責任をもって行いますので、一切の手間が発生しないのはオーナーにとってもありがたいはずです。遊休地がコインパーキングにされているのは双方にメリットがあるからなのです。
以上がメリットで、デメリットとしてはさほど大したものはありません。挙げるとしたら、節税効果がないというぐらいでしょうか。アパート、マンション経営なら固定資産税の減税が期待できますが、住宅用地で使用していないためその対象にはなりません。相続する際にも、マンションやアパートの相続であれば小規模宅地として相続評価額での減額もありますが、やはりこの対象にはなりません。
コインパーキングはとりあえずの不動産投資としては非常に便利な方法です。もし、相続などで眠らせている土地があるようでしたらコインパーキングにするのはお勧めです。ただし、本格的に投資運用して利益を上げていこうという場合にはマンションやアパートを経営された方がいいでしょうね。個人のスタンスに応じて使い分けるといいでしょう。